石破茂元防衛大臣、テレビ番組で核の傘の実効性について語る

石破茂元防衛大臣がテレビ番組に出演し対北朝鮮政策、アメリカの核の傘の実効性について語りました。
石破さんといえば小泉政権、福田政権で防衛庁長官、防衛大臣を務められた防衛のスペシャリストです。

石破さんは現在の日本の安全保障環境は今までとは全く違うと語ります。
北朝鮮の核とミサイルの能力は今までとは格段に違う。そのことをよく認識する必要があるという。
「アメリカ市民に多くの犠牲が出るということが実際に具体化した状況において本当にそれでもアメリカは北朝鮮に対して報復攻撃をしてくれるかどうか」
「今は日本は核を持たず作らず持ち込ませずということになっているが日本の国にアメリカの核を置くということをどのように評価するか」

日本にはもちろん非核三原則がありアメリカの核を日本に持ち込むことができない。
しかし今の安全保障環境の中でそのことを議論もせずにいていいのかということを石破さんはおっしゃっています。持ち込ませずということが核の抑止力と矛盾はしないのかということ。

一方で日本には核兵器を作る技術があり日本で核兵器を作ったほうがいいのではいう意見がでた場合は唯一の被爆国である日本が核を持つということになれば世界中どの国も持っていいということになる。と否定しました。
核兵器というのはNPTでアメリカ、イギリス、ロシア、中国、フランスだけが持っていいということになっている。インド、パキスタン、イスラエルも持っているが建て前としては国連の常任理事国だけが許可されています。

作らないし持たないは守りながら持ち込ませずという部分は議論しよういうのはNATOのニュークリアシェアリングというものを言っています。
ニュークリアシェアリングとは「核兵器の共有」のことで核兵器を持たない国々が核兵器を持つアメリカと条約を結び有事のさいにはアメリカの核で反撃ができるというものです。
ドイツ、スペイン、イタリア、ベルギーなどが条約を結んでいるらしい。


日本には唯一の被爆国として非核三原則の理念があります。しかし現実に北朝鮮情勢が緊迫化してきた中でどのように日本の防衛を考えていくのか非常に難しい局面にきています。同盟国のアメリカが本当に日本を守ってくれるのかどうか。アメリカの核の抑止力が本当に働いているのか。

国連では北朝鮮に対してこれからも経済制裁を強めていくでしょう。しかし石破さんはいくら経済制裁をしたところでプーチンのいうとおり北朝鮮は草を食べてでも核、ミサイル開発を続けるだろうと言っていました。経済制裁も効かない対話もしない。北朝鮮は核保有国と認めらるまで止まらないのかもしれません。その時日本は核保有国の北朝鮮とどう向き合うのか。

ニュークリアシェアリングというものを真剣に考えていかないといけないのかもしれないと思いました。


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